業務日報

客が寝る、起きない。

最初は4人居たのだ。
男2人、女2人。
一番しっかりしていた男性が最初に橋を渡ると降りた。
次に、女性が2人降りた。
最後に残った男性の絡み癖の悪さに呆れた感じ。
で・・・
最後のお客さんは寝た。
それも助手席で。
最後のお客は携帯電話で彼女のウチまでいく事にしたらしい・・・
が、断られていた。
そのあたりから目的地がぶれ始めてきた。

明石通り〜五十嵐

と、オイシイ仕事に暗雲が立ち込めてきたのはこのあたり。
客が機嫌が悪くなり、無口になった。
寺尾・真砂・五十嵐と目的地が変わる中、寝る前に指示した寺尾までR116で来た。
お客を声を掛けて起こそうとサイドブレーキを引いたのがMISSだった。
お客は体を運転席側に倒して完全に応答しなくなった。
そう。

運転不能。

しかし、オレの記憶の片隅にRX−8をとっ捕まえていたパトカーが居た事を思い出す。
コレで予約まで間に合いそうだ。